シンガポールの生物種数 Number of species in Singapore

National Parks Board HPによれば,シンガポールに生息する生物種数は以下の通りと見積もられている。

 

陸上生物 23,000〜28,000種

海洋生物 12,000〜17,000種

 

そのうち,

鳥類は390種以上,維管束植物は2,100種以上(native vascular plants)(うち,1500以上が現存)が記録されている。

 

Bukit Timah Nature Reserve Visitor Centreの展示室にシンガポールの生物種数についてより詳細な展示があった。それをもとに,比較で,日本の高尾山,日本全土と世界の生物種数とも比較した表を作ってみた。種数については,出展によって数値に幅があり,また分からないところも多く,詳しい方から修正や追加の情報提供をいただけるとありがたい。

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シンガポールと日本を比較すると,種数の絶対数ではいずれの種類でも日本の方が多いが,国土面積が日本はシンガポールの約500倍以上の広さあり,単位面積あたりの種数で比較すると,いずれの種類もシンガポールが日本を上回る。

一方,日本は維管束植物の約4割,爬虫類の約6割,両生類の約8割が日本固有の種類となっている点が大きな特徴である。

 

Bukit Timah Nature Reserve Visitor Centreの展示室より